株式会社ミヤザワ

INTERVIEW01 すべては日々の積み重ねから。気持ちよく働き、一丸となって高みを目指したい

澤入 浩太

2007年入社 アウトソーシング事業本部
サントリー武蔵野事業所 所長

コンビニに並ぶ自分の仕事

―澤入さんが所長を勤めている工場では、どんな製品をつくっているんですか?

ビールの製造が中心で、居酒屋さんのサーバーにつなぐ樽も製造しています。酎ハイの中味の調合も行なっていて、コンビニに並ぶような商品にも携わっていますので、お店に行くとついついチェックしてしまうんです。製造ロットを見ると、いつどこでつくられたかがわかりますので。

―入社15年目ともなると、そういう商品はたくさんあるのでは?

そうなんです。以前は花王の工場で洗剤や化粧品にも携わっていましたので、化粧品売場でも商品を見るようになりました。そういう商品はどんどん増えていますね。

一番大事な仕事は、
従業員に気持ちよく働いてもらうこと

―所長の仕事を具体的に教えてください。

収支関連や工場内の安全、品質活動など多岐にわたりますが、やはり一番大事なのはコミュニケーションです。お客さんとの折衝は重要な仕事ですし、約80人の従業員全員と半年に一度は面談をして、仕事の課題について話したり、体調のことや、もちろん悩みも聞いたりしています。

―そこまでの時間と労力をかけてコミュニケーションを大切にしている理由は?

従業員に気持ちよく働いてもらうことが一番だと思っているからです。
サントリー武蔵野事業所はISO9001を取得していて、そのサービスをモノではなく人に当てはめて実践しているんです。「人のサービスをどうやってよくするか」という視点で、面談のほかにも、顧客アンケートを実施して結果から見えてくる課題を洗い出すようなことも繰り返し行なっています。
また、朝一番に顔色を見て気になったら声をかけたり、話す前に必ず名前を呼ぶようなことも心がけています。どんな効果が出るかわかりませんが、個人的に大事にしていきたいことですね。

「やりたい」「いいよ」の関係で、
高みを目指していきたい

―仕事のやりがいや喜びは、どのようなときに感じますか?

身近にお客様がいて、よくやっていればすぐに褒めてもらえることは、この仕事のいいところのひとつだと思います。でもやはり大事なのは、日々の積み重ねです。改善活動や請負化に向けた取り組みを地道に積み重ね、その成果がお客様に評価されて初めて、新規業務の獲得や値上げの交渉が成功します。従業員一丸となって取り組んだ末に新規業務を獲得できたときは、うれしかったですね。

―最後に、ミヤザワのいいところを教えてください。

あらゆる場面で、信頼して任せてもらえている感覚があります。僕自身も、従業員が想いを持って「やりたい」と言うことに対しては「いいよ」と伝えますが、それは、創業以来60年のお付き合いのあるサントリー様創業者の言葉「やってみなはれ」の精神を受け継いでいるところもあると思います。
やはりサントリー様や花王様といった大手の企業は考え方や戦略がしっかりしていますので、そこから学ぶことも大きく、そういったいいところを社内で共有して、全体の成長につなげていきたいです。みんなで業容拡大やサービス価値向上、その先の売上目標達成まで、常に高みを目指していきたいと思っています。

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